8BOOKsについて
旧七十七銀行八本松支店の建物を活用し、新たに民営の図書施設として生まれ変わりました。小さなお子様から大人まで、ゆっくりと本との時間を愉しんでいただける施設です。
8BOOKsの役割
OFF
来て楽しむ
10,000冊の本に囲まれた空間。8つのコンセプトがあなたに気づきを与え、人生のたのしみ方を教えてくれます。この空間でしかできない、自分と向き合う時間があります。
ON
参加して愉しむ
みんなの想いをカタチにできる環境。仙台の未来に本気で向き合う人が、交わることのできるメディアです。ひとりでなくみんなに本質を広げることで、地域の可能性を高め続けます。
8つのコンセプト
本を読むのが好きな人も、そうでない人も。みんなに愉しんでもらいたいから、私たちは選書にも一工夫。8つのコンセプトごとに本を選び、書籍のジャンルにとらわれず本棚に並べています。実際に本棚を眺めながら本を探してみると、本との新たな出会いがあるかもしれません。
ブランドについて
たった1つの施設名やスローガン。たった1つのロゴマーク。それらに込めたのは、様々な人が本を通してステップアップしていく、そのきっかけの場所になるようにという想いです。
ロゴマーク
これまで知らなかった、あるいは分からなかった物事や人物などを、本を通じて知ることで少しずつ世界が広がり、自分自身の未来や仙台の未来の輪郭が見えてくる。そのきっかけとなる場所になって欲しいという想いが込められています。ロゴマークは、すでに見えている「本」の形状と、白色で見えない「8」で構成。徐々に「8」の輪郭が見えてくることで、その想いを表現しました。
ロゴタイプ
子供が学生に。学生が社会人に。大人の仕事の転機に。このライブラリーが目指す、様々な人のステップアップのきっかけになるという目的を、8BOOKsの小文字「s」とSENDAIの大文字「S」からなる「s S」の並びで表現。これには、一人ひとりがステップアップしていくという意味の他にも、そうした人々が増えていくことで、仙台の街もステップアップしていくようにという願いも込めています。
タグライン
英文を直訳すると「8つのコンセプトのライブラリー。なりたい未来を見つける場所」。ブランドスローガンでもある「ほんとの未来」は、本を開くことで本当の未来が開ける、という想いを表現しています。
ネーミング
仙台市太白区八本松に開館する図書施設。この土地に根付き、地域の皆様からも愛されるライブラリーになるように、地名にある「八本 = 8BOOKs」から名付けました。
開館にあたって
はじめまして。8BOOKs SENDAIの春木です。なぜ、私たちがこの施設をつくるのか。それは、運営元である株式会社アイ・クルールのビジョン「ライフスタイルカンパニーへの挑戦。宮城・仙台に住む人々のライフスタイルに密着し、暮らしを豊かにしたい。」という言葉が基点となっています。
8BOOKs SENDAIは、ご来館いただく皆様のライフスタイルを、より直接的に支援していくことを目的として、数々の想いを重ねる中できっかけをいただき、構想から4年の歳月を経て、ようやくお披露目の運びとなりました。是非、親しみを込めて、8BOOKs(エイトブックス)とお呼びいただき、ご来館いただければ幸いです。
8BOOKs SENDAIが伝えたいこと、それは「ほんとの未来」です。日常、当たり前にやってくる日々を、なんとなく過ごすことをやめて「人生の主人公は自分だ!」と気づいてほしい。そんな人々が溢れる仙台であってほしいと願っています。かつて描いた夢が、今は心の隅に追いやられていたり。でも、夢があるからこそ導かれる未来があり、その夢が膨らみ大きくなれば、実現させた時の喜びもまた大きくなるのではないでしょうか。
8BOOKs SENDAIには1万冊の本がありますが、ここにあるのは知識だけではありません。予想外の出会いや、かけがえのない体験が待っています。もしこの施設を訪れるで、これまでと違った価値観に気づいたり、新たな目標が生まれたりしたら、迷わず心のキャンバスを取り出して、自分だけの未来を描いてください。ほんの少し動き出すことで、未来のはじまりに気づくきっかけとなる場所。それが、8BOOKsという存在です。「最高におせっかいなライブラリー」で待っています。
選書について
8BOOKs SENDAIをオープンするにあたり選書をお願いしたのは、日本出版販売株式会社。取次店として書籍の問屋的役割を担っている他、東京で「文喫」という“本と出会うための本屋”の運営もされています。8BOOKsのためにどんな想いで本を選んでくださったのか、ブックディレクターの中澤さんよりメッセージをいただきました。
ここにある1万冊の本は、8つの言葉をコンセプトに選んでいます。そこには、日々の生活の中では埋もれてしまうような様々な感覚を、本を読むという豊かな体験を通して解き放って欲しい、そんな思いを込めました。
こう「なりたい」という憧れ、ほんものに「触れる」ことの大切さ、あたらしい見方に「気づく」ことの楽しさ、何かを「表現する」ことの美しさ、誰かと「つながり」、一緒に「参加する」ことの心地よさ、親から子へと「続く」ことの尊さ、そして「仙台の未来」を想い描くことの素晴らしさ。
1冊の本をどう読むか、どう感じるかは人それぞれです。だからこそ、あなたにとっての運命の1冊があるはずです。これまでの当たり前から遠く離れた「ほんとの出会い」を8BOOKs SENDAIで見つけてみませんか。