学生部がインプロワークショップを受講しました!
ワークショップを開いてくださったインプロ仙台PAGE☆ANTさんは、普段は即興芝居パフォーマンスを行っています。
インプロ仙台PAGE☆ANT代表であるりっき-さんは「失敗を楽しもう!失敗しても…もういっかい!」 を合言葉に活動しています。
つまり、このワークショップ中に大切なことは「失敗を怖がらない」ことです。失敗したらみんなで拍手!
笑顔で失敗を迎え入れましょう!
こちらは割り箸を使ったゲームです。
ルールは単純で、片手の指一本だけで相手と割り箸を支えます。そして落とさないように自由に動き回っていきます。これだけです。
インプロは即興なのでもちろん打ち合わせはありません。指で押したり、逆に引いてみたり、舞って踊るかのように息を合わせてゲームを行いました。
不思議なことに、ペアが変わると、動きも全く変わります。前のペアとは割り箸が落ちないように行ったり来たりだったのに、次のペアとは、割り箸を中心にターンするなんてことも起こります。
また、しりとりや連想ゲームも行いました。
これもまた、大切なことは失敗を恐れないことです。
しかもしりとりにはルールなし。存在しない言葉を言っても問題なく、次の人につながればしりとりは続行です。
「ん」がついてもかまいません。思いつたことを発言すればしりとりは続いていきます。
連想ゲームも思いつきでどんどんと言葉を連想させていきます。
頭が真っ白になったら、「真っ白!」と素直に叫んで、「白」から連想を再開させます。
さらにレベルは少し上がって、即興で話をつくって行きます。
即興作り話です。即興芝居に近づいたゲームは一番の盛り上がりでした。
とんでもない展開に陥ることがあります。そうしたら、「もういっかい!」とみんなで宣言して別のお話を展開させていきます。
でも今回の大切な姿勢は、「失敗を恐れないこと」と「Yes, and」の姿勢です。
相手の思いつきを否定せず、いったんは受け入れるのです。
その場の思いつきから生まれる発言と、「Yes,and」で広げていくことで思いもしない良い話へと展開されることがあります。
あたりまえのことではありますが、どのゲームを体験しても思い通りには進行していきません。
しかし、思い通りに行かなかった瞬間、笑いが起こったり、悔しかったり、感情が湧き上がったように感じました。
これは新しい発見でした。
担当ライターより
失敗を恐れないことがキーワードでしたが、うまくいかないことが失敗だとは限らないと思いました。即興と思いつきでポンポンとゲームを進めていくと、もちろんうまくいかないこともありましたが、否定せず「Yes,and」で進んでいくと思いもよらぬゴールにたどり着くことがありました。
インプロを体験していると、相手に合わせて自分が展開し、自分に合わせて相手が展開していくので何がおこるかわかりませんが、相手との相性や癖もわせて可能性が無限大だと感じました。
そして、その場の思いつきで進んでいるという意識があると、次へとまくつなげていこうとポジティブな気持ちで参加することができました。
うまくいかなくても「もういっかい!」と切り替えて何事も楽しむ姿勢を大切にしていきたいです。
こちらはりっきーさんおすすめの本です。
記事を書いた人
三上
8BOOKs SENDAI学生部
2002年生まれ、青森県出身。東北大学経済学部所属。
本は好き。読書は苦手。国語は得意。 趣味はいろいろ。ルービックキューブとか、オンラインで麻雀とか。 散歩もする。といっても遠回りして帰るだけ。ランニングもする。 インドアだし、アウトドア。だけど、「やっぱり一人で楽しんでいるんだね。」これはさっき言われた。
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