荒川

コミュニティプランナー

1999年生まれ。福島県出身、仙台市在住。大学では建築について学ぶ。新卒として8BOOKsに入社し、主に施設管理をおこなっている。趣味は映画鑑賞。年間を通して映画を200本以上見るがジャンルが偏りすぎているのが玉に瑕。

好きな作家

湊かなえ
江戸川乱歩
アガサクリスティー
アンソニー・ホロヴィッツ

山田

デザイン企画

1996年生まれ。宮城県石巻出身、仙台在住。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)空間演出デザイン学科卒。8BOOKsではデザインに関わる仕事を担っている。遠出が極端に苦手だが、散歩は好きで、引っ越しの回数は人より多い。

好きな作家

三浦綾子
高瀬準子
町田康
モーパッサン

千葉

動画撮影、編集

2002年6月4日生まれ、地元は南三陸町。高校を卒業し、仙台の専門学校では音楽イベントについて学ぶ。仙台での一人暮らしデビューをきっかけに、次は何デビューしようかと憧れ対象になるものを日々探して生きている。

子供の時から好きなモノ

ルマンド(お菓子)
ぷよぷよ(ゲーム)
他所の犬(癒し)

相原

8BOOKs SENDAI学生部

2001年生まれ。宮城県仙台市出身。東北学院大学法学部法律学科卒。8BOOKsではカメラでの撮影を担っていた。一般企業への就職を考えていたが、気づいたときには保育士への道をこじ開けていた。春から保育士として働く。

佐藤

8BOOKs SENDAI学生部

2001年生まれ、生まれも育ちも宮城県。大学で心理学を専攻し、8BOOKsを題材に卒論を書く。8BOOKsでは、イラストレーターtomomi_typeさんの個展『みるもじ かくもじ』を企画。8BOOKsを卒業後は、公務員として働く。最近は、韓ドラや韓国アイドルにはまっており、韓国語を勉強中。

大蔵

8BOOKs SENDAI学生部

2003年、仙台市出身。東北学院大学教養学部に所属する大学生。SNSの投稿作成・確認、その他コンテンツの企画・運営を行っている。「ここでしたいことがある方、形にします。」
自分の理想像に近づける様、日々模索中。「どーせ忘れるから、やろう」のマインドで生きてます。

憧れの人は?

宋世羅
設楽統
美容師Sさん

古澤

8BOOKs SENDAI学生部

2001年生まれ、仙台出身。東北学院大学工学部に所属する大学生。
自分の軸を太くしようと成長中。現在はほっそい軸に色々な人の価値観をペタペタと張って世界を広げている。将来は軸が太くて、仕事を沢山こなす人の元で働きたい。

運転してみたい車

軽トラック
デリカ
ユーノスロードスター
7代目スカイラインR31

三上

8BOOKs SENDAI学生部

2002年生まれ、青森県出身。東北大学経済学部所属。
本は好き。読書は苦手。国語は得意。 趣味はいろいろ。ルービックキューブとか、オンラインで麻雀とか。 散歩もする。といっても遠回りして帰るだけ。ランニングもする。 インドアだし、アウトドア。だけど、「やっぱり一人で楽しんでいるんだね。」これはさっき言われた。

タイトルが気になる読んでみたい本

音楽心理学
階段がわかる本
うんこはあなたがするのではない

花木

8BOOKs SENDAI学生部

2002年、長野県出身。2021年東北大学理学部数学科入学。入学当初、興味の対象は主に純粋数学だったが、最近は数学の知識や数学的思考を社会に役立てる応用数学にも興味を持っている。ゆくゆくは,8Booksで子ども達を対象に数学の魅力を伝える企画なども行いたい。

髙橋

8BOOKs SENDAI学生部

2001年、宮城県出身。宮城教育大学 教育学部 美術教育専攻に所属。
将来はレンガ造りの一軒家で船越桂さんの彫刻を飾ったマイホームを建てる野望がある(内装も構想済み)。
ネコ科の動物が好きなので海外の富豪がトラを飼っているのを見て羨ましく思っている。

肌色属性

ブルべ夏 60%
イエベ春 20%
ブルべ冬 20%
イエベ秋 0%

大沼

8BOOKs SENDAI学生部

2002年、宮城県出身。現在は東北福祉大学の学生。精神保健福祉士を目指して勉強中。通ったことが無い道優先で進み、1日中ひたすら歩けるほどのお散歩マニア。
多趣味でじっとしていられない性格もあり、スケジュール帳のページを毎月ぱんぱんにしてしまうことが癖。
何事も冒険心を抱えて、どこまでも行きます。

穏やかな空間のおすすめカフェ

CAFÉ soyo
CAFÉ DE GARCON
コーナーハウス
Quiet Corner

山中

8BOOKs SENDAI学生部

2001年、栃木県生誕。東北大学経済学部在学中。
座右の銘は、「成功の反対は、失敗ではなく、挑戦しないこと」
好奇心旺盛に、何にでも挑戦したい。趣味は料理。得意料理は麻婆茄子。
将来の夢は、横浜の山下公園でチャウチャウと散歩すること。

スーパーに行ったら必ず買う物

しめじ
トマト缶
金麦

渥美

8BOOKs SENDAI学生部

仙台高専ロボティクスコース所属。趣味でWEBプログラミングや英語学習、音楽など多様な活動に取り組んでいる。モットーは「人と違う事、普通の環境では出来ない事をする」。2023年1月時点での座右の銘は「忘己利他」。周りからは落ち着きすぎて、年上だと思われているとか、いないとか…?

鈴木

8BOOKs SENDAI学生部

小林

8BOOKs SENDAI学生部

笈原

8BOOKs SENDAI学生部

連載「数学と社会」 #2 数学を極めた先には?

#2 数学を極めた先には?


#0(https://8books.jp/story/detail/5694/)で書いたように、「数学と社会」というテーマに取り組む動機は「自分の好きな数学を学ぶことは社会にとって役に立つのだろうか」という、いわば自分の存在意義に対する疑問のようなモヤモヤだった。

 しかし、#1(https://8books.jp/story/detail/5919/)を書くにあたって調べ物を進めると、その心配は無用、私たちが好きな数学の、その奥深さという物は素晴らしいアイディアによってあたかも魔法のような技術を生み出すということが分かった。数学は社会から孤立しているのではないかという考えはまさに偏見に過ぎず、その抽象度に由来する汎用性の高さを武器に、技術とアイディア、社会のある側面と他の側面を結びつけ、問題の解決や理想の実現の大きな役割を果たしていたのだ。

 数学を深く考える過程で手に入れた新しい概念・頭の使い方が、数学の世界から帰ってきたときにあらゆる場面で新しい発想を生む一助になることもあるだろう。数学のワクワクは日常生活のワクワクに結びついていた。自分が楽しみながら学んでいることはちゃんと社会に活かすことができると思えるようになった。

 

 さて、自分の中のモヤモヤが解決した今、このテーマは完結したのだろうか。数学が社会に対して素晴らしい働きかけをすると知った今、別の問題が浮かんでくる。数学を技術に応用して社会に還元する過程に必要な人材や環境は整っているのだろうか、という問題だ。

 

 2019年の経済産業省「数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える~」や、岡本健太郎 他「社会に最先端の数学が求められるワケ⑴---新しい数学と産業の協奏」を見る限り、数理系人材は需要に対して供給が不足している状況にある。そもそも数学科への進学に対して「就職に不利になるのではないか」との認識が、日本にはアメリカなどの外国と比べて多くある。その認識に関連してか、博士課程卒業学生の就職先もアカデミアが多く、産業界への就職が諸外国よりも割合として少ない。

 

 この原因は、まさに私自身が当初感じていた「数学と社会の隔たり」の感覚が日本に潜在していることであると思う。先にあげた「社会に最先端の数学が求められるワケ⑴」に「数学は純粋になりすぎる」という言葉がある。日本の数学(研究)は特に、純粋数学に偏りがちで、応用数学嫌いの傾向が強いらしい。それが数学を専門とする人以外からすると「数学は近寄りがたい」と感じてしまう原因になっているのではないだろうか。

 

 この意識改革には色々なアプローチ方法があるだろう。すでに学問と産業・社会を結びつけようという働きかけは数多くあり、数学に限ってもそのような動きは見られる。一大学生として大きな動きを生み出すことはできないから、個人の問題に帰着させてこの記事をしめたいと思う。

 この記事の作成を通して、自分の数学に対するワクワクが応用数学を通して生活にワクワクをもたらす産業になると感じることができた私にとって、純粋数学と応用数学は背中合わせの関係、表と裏の関係であるように感じ、純粋数学の純粋さを強調して応用数学を嫌う必要は無いと感じる。この感覚が自分の数学の学びにどのように影響していくのか分からないし、今後数学とより深く関わっていく中でこの感覚に変化があるのは当然のことと思う。それでもこの感覚がある今は、この結びつきが自分の数学の学びを豊かにするだろうという期待を持って、新たな視点から数学を楽しみたいと思う。

記事を書いた人

花木

8BOOKs SENDAI学生部

2002年、長野県出身。2021年東北大学理学部数学科入学。入学当初、興味の対象は主に純粋数学だったが、最近は数学の知識や数学的思考を社会に役立てる応用数学にも興味を持っている。ゆくゆくは,8Booksで子ども達を対象に数学の魅力を伝える企画なども行いたい。

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